これまでの取組み

集落点検

地域の問題や課題、夢や希望を地域住民で共有する意味ために、平成22年(2010年)より熊本大学の徳野貞夫先生の提唱する「T型集落点検」を岐阜大学の故・山崎仁朗先生のご指導を受けながら進めてまいりました。平成27年(2015年)までに全15集落のうち集落点検までを10集落、夢ビジョン策定までを5集落終了しました。
 
 
 

T型集落点検とは

T型集落点検とは徳野教授が考案した手法で、家族や集落がどんな状況にあるか、またこれからどんな状況を迎えることになるかを予測し把握するための手法です。T型と呼ばれるのは、図表で「父親-母親」を水平に書き、その下に子どもを書き、またその子どもが結婚していれば同じ様に家系図を図式化していくというもので、その形がアルファベットのTを連続させていくので、「T型」と呼ばれます。
 

 
 
 
 

夢ビジョンとは

T型集落点検で現状を把握した上で、地域・集落が活性化し、存続していくためのアイデアを住民達が出し合い、実現していくプロジェクトのことです。平成27年(2015年)より各集落にてプロジェクトを進め、蕎麦作り、他出子の舞児起用、サロン開催、案内看板、古家解体作業、歴史本やデジタル化などが実施されました。
 

 
 
 
 

郡上カンパニー

2017年9月から12月まで地域の人が都市部の人と一緒に事業をつくる、共創ワークショップが開催され、和良おこし協議会も参加しました。3ヶ月間、都市在住の若者3人が和良の事を学び、事業アイデアを練りました。そして、2018年2月3日に和良で「和良の郷の未来に向けた意見交流会」を実施しました。そのなかで出張居酒屋、和良の魅力を巡るツアー、単親・単身世帯特区などのアイデアがでました。